6月22日
先生マトリックス
を書きます。
「人に教えられる歴」13年目に突入したわけですが、ここまで「教わる人」を何年もやっていると「どんな先生がいるのか?」とか「この先生はどんなタイプか?」、また「この先生はどのくらい課題を出すのか?」が読めるようになってきます。今回はその経験を元に、先生をパターン別に分類してみましょう。
分類に際して
「優しい」⇄「冷たい」
「厳しい」⇄「ゆるい」
という二つのものさしを使おうと思います。
(ド偏見なので、例外もあります)
パターン1:「優しい」×「厳しい」
厳しいけれどなんだかんだ優しい先生。ベテランで、管理職に就きがち。
対応:言葉遣いが厳しめ・強めなので最初は怖いが、夏ぐらいには謎の安心感を醸す。連絡がやたらとこまめで手厚い。
慕われ具合:一部苦手な人もいるが、結構な人から「しっかりしている」という理由で高評価。生徒愛が伝わっているので、卒業式ではみんなにサプライズとかしてもらえるぐらい慕われている。そのときにいつもは厳しい先生が涙を見せると、好感度はインフレ的に急上昇。
課題:小出しに出してくるのでスパンは短いが、ちゃんとやれば余裕でこなせる。重めの課題は早めに提示してくれるので、みんなに感謝される。
パターン2:「冷たい」×「厳しい」
一番嫌われるタイプ。
対応:生徒にそもそも愛がないので、ことあるごとにキツく当たるか、信じられないような嫌味をいう。
慕われ具合:最低。悪い評判しか流れない。
課題:当然のように大量に出す。しかも締め切りが早め。また、誰も使っていないアナログなシステムや自分ルールを押し付けるので、煩雑な作業を強いられる場合が多い。
パターン3:「優しい」×「ゆるい」
タイプはかなりあるが、総じて滅多に怒らない。授業中に寝ても許してくれる。
対応:30代くらいだと結構生徒とコミュニケーションをとる。明るくて優しい。たまに生徒をイジるし、イジられることもある。年配だとそれほど活発なやりとりはないが、授業中に話している姿は生き生きしていることが多い。「話好きおじさん・おばさん」のような感じ。
慕われ具合:文化祭の企画名に先生の名前が入るぐらい慕われている。卒業式では結構な人に写真を求められる。
課題:そんなに多くない。多少は多めにみてくれる。
テクノロジー:使える。というかむしろ使いたがる。年配だと少し耐性が下がる。
パターン4:「冷たい」×「ゆるい」
一見普通そうな先生。だが全く生徒に愛がない。
対応:なんとなくいい人感を出してくるが、よく見るとめちゃめちゃ性格が悪い。成績を喜んで下げる。
慕われ具合:罠に引っかかって「あの先生いい人」などと思ってしまう人が結構多いが、察しのいい男子は裏で熱心にネガティブキャンペーンをしている。
課題:あるとき突然人が変わったように大量の課題をだし、生徒を困惑させる。その手のひらの返し様は、今までの対応全てが伏線だったのではと思うほど鮮やか。
皆さんもいろいろな面から先生を分析して、コミュニケーションの取り方などを模索していきましょう。